ご存知の方も多いでしょうが、立春は二十四節気(にじゅうしせっき)の1つで、冬が終わり、春の訪れを示します。二十四節気は立春から始まり、旧暦では立春の頃に元日がめぐってきたので、立春は新しい年の始まりを意味していると。
なので、立春の前日は季節の境目である「節分」。豆まきなどをして邪気を祓い、新年を迎えていたということです。
なお、「立春」は、立春に入る日のみを指す場合と、立春から雨水(うすい)までの約15日間を指す場合があるようで、後者の場合、2025年の立春は2月3日(月)~2月17日(月)となるそう。
本原稿を書いている時点では立春にあたる期間ということで、私も気持ちを新たに再出発しようと思います。
今年は雪融けが早いから春が早い、雪が無くなったら春とか、まだまだ寒いから冬だとか、言いがちではありますが、「暦の上では春」となったら気分は春というのも良いかもしれませんね。
万葉集とか古今和歌集には季節の中に在る気持ちを詠んでいる歌が多く
旧暦を生きていた人たちは「今年の春は寒いなぁ」「今年の春は雪が多いなぁ」みたいな感じで、もっと暦が身近な生活を送っていたのかも。
そういう季節の感じ方も風情があっていいなと思います。
居宅介護支援事業所HのK
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