豊生会本部のKです。
今回は、豊生会グループであるNPO法人ニルスの会の活動をご紹介いたします。
東雁来地区に「ニルスファーム」という農園と研修室があります。そこでは、農作業などをとおして、子どもから高齢者まで多世代交流を実施しています。
そのファームにて、5月初旬から農作業が始まりました。
初回は草取りと畑おこし、2回目はじゃがいもを植え付けました。今年度は札幌市農体験リーダーから指導を受けながら進めています。
この農園は、隣接しております「ひかりの保育園」の園児たちの散歩コースとなっており、農作業をするときは一緒に土いじりをして楽しんでいます。子どもたちは泥んこになりながら上手にじゃがいもを植え、楽しんでいました。
高齢者の人口比率が多くなってきており、2025年には団塊の世代が後期高齢者になるとされております。我々は、その先を見据えていかなければならないと考えます。それは、高齢者も少なくなってしまう社会を。そうなってからバタバタするのではなく、そういう社会は確実に来るということが判明した時点で対策をしていかなければならないと考えます。つまり、次の世代、これからの日本を背負っていく次の世代=子どもたちを地域全体で育む環境を【今から】構築しなければならないのではないでしょうか?
子どもたちに「こんな時代には生まれたくなかった」と感じてほしくないですよね。我々豊生会グループは、地域の継続のために、これからも医療介護の立場から積極的に活動していきたいと考えております。