つい先日まで暑くて大変でしたが、急に涼しくなり、朝晩は寒いくらいになりました。すっかり季節は秋。日が落ちるのも早くなり、文字通り「夜長」になってきました。
その夜長、皆さまは何をされますか?味覚の秋、読書の秋などなど、様々なことをするには良い時間です。こういうときにこそ、「自分を振り返る」ことをしてみてはいかがでしょうか?
「自分を振り返る」とは、例えば
1.人生や仕事、ライフワークでの「目的・目標・使命」を明確にし、再認識する
何をするにも目的があり、その目的を達成するための目標があり、さらには「なぜするか」という使命が存在します。
2.今までしてきたことを「整理」する
今までの人生で、仕事で様々なことをしてきたことを、きちんと整理して記録しておくことは大変重要です。今までの経験を基に、これからは何をすべきかを考えるきっかけにもなりますし、それらを次の世代に託す際にも大変重要となります。「ここまでは明らかになっているから、ここから先は頼む」と。
3.キーパーソンと、それをとりまく人的ネットワーク図
日々大勢の人と接している方もいらっしゃることでしょう。その中で、どなたが自分にとって信頼のできるパートナーなのか、頼れるブレーンなのかを明確にするために、普段接している人の名前を紙に書きだし、最近連絡をとったのはいつかも書き入れます。すると、自分にとって大切なはずの人なのに最近連絡をとっていなかったり、そこまで気にしていなかったが実は大変身近で助けていただいている方がいたりと、様々なことが見えてきます。
4.人生50年計画
計画ですので、うまくその通りにいかないことのほうが多いかもしれませんが、「30歳までには〇〇をする」「40歳で△△をする」というように、50年間の計画を書いてみてはいかがでしょうか。
5.自己分析から他者理解、相互理解
自分はどのような性格で、どういう人物かを俯瞰して分析した後、他の人はどういう人なのかを理解しなければ、人間関係を築くことは難しいことでしょう。
ちなみに、これらは「社会」という大きなうねりの中で生きてくためには大変重要だと考えますが、学校(小中高大)では教えてくれません。静かな秋、澄んだ空気の下で、考えに耽ってはいかがでしょうか?