立春も過ぎ、暖かい季節はもうすぐそこまで来ています。皆さま、いかがおすごしでしょうか?
我々豊生会グループは、札幌市東区において、長年にわたり医療・介護分野で日々地域の皆さまに寄り添った事業を展開しております。地域があるからこそ、我々が存在しております。いつもご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。
豊生会グループは、地域全体がより良くなるためには何をすべきかを常に考え、実践しております。医療・介護分野だけを良くした(部分個別最適化)としても、地域全体は良く(全体最適化)ならないと考えます。例えば、大きな機械を動かすためには、歯車一つだけをキレイにしても動きません。機械は様々な部品があり、それらが円滑に動作しなければ、機械は動くことができません。我々は、地域にとって部品の一つです。地域全体が良くなることを念頭に、医療・介護の視点から、地域課題の発見→仮説→情報収集→企画立案→実践を繰り返し、少しでも住みよい地域になるよう、これからも尽力して参ります。
ところで、こういう言葉を耳にすることがありませんか?後を継ぐ若い方に対して「あと〇〇年すればわかる」。人生は一度きり。長い道のりのようですが、時間は刹那に過ぎていきます。その限られた時間の中で、時間と労力をかけて明らかにしたこと、経験や知識を整理して、次の世代へ「ここまでは分かっているから、ここから先は頼む」と託す。これこそが人財養成ではないでしょうか。
これからの日本を担う子どもたちに「こんな世の中に生まれたくなかった」と言ってほしくないですよね。そのためには、仕事だけでなく、この社会を、この日本を次の世代に遺していくためにも、いま生きている我々がすべきこととは何か、常に考えながら歩みたいものです。