放射線科NTです。
今年ももう10月になりました。
秋も深まりそろそろ紅葉も始まるころでしょうか。
緊急事態宣言も解除されましたし、油断せず感染対策をしっかり行いながら、近場で紅葉狩りに行ければいいなと思っています。
今回は、前回のブログで紹介した移動式のレントゲン装置を使って撮影している様子をご紹介します。
撮影に行ったのは、苗穂駅前内科クリニックで訪問診療を行っている特別養護老人ホームです。
入居者の健診の為胸部レントゲン撮影を行いました。
現場に着いたら車から撮影機器をおろします。
女性でも持ち運びできますが、実は結構重いです(汗)
こちらの施設では、撮影の為広い場所を用意してもらえたのでそこで組み立てを行います。
間違って落とさないように慎重に作業しています。
準備が終わったら撮影開始です。
施設の職員の方が撮影予定の入居者さんを順番に連れてきてくれます。
車イスで来る方はそのまま背もたれにフィルムの代わりになる機械を入れて撮影します。
車イスの移動が大変な方はお部屋まで機械を運んで撮影します。
撮影後直ぐにパソコンに画像が表示されるので、きちんと撮れているかその場で確認できます。
一度の訪問で撮影できるのは大体20人くらいです。
20人の方をクリニックまで連れて行き撮影するには、一度に多くの方を連れて行く事が出来ないため日数もかかります。
施設職員さんの負担も、入居者さんの負担も大変大きくなります。
こちらから訪問して撮影できれば施設内の移動だけで済み、かなり負担は軽減されるのではないでしょうか。
今後も訪問診療のスタッフや施設職員さんと協力して、多くの施設に訪問撮影に行けるよう努めていきます。