初めまして。東苗穂病院医療連携相談室のTと申します。

恥ずかしながらわたくし、免許を取って20年目にして、初めてゴールド免許となりました。ここ数カ月はそのことを意識してか、いつもより安全運転で過ごしておりました。(もちろんこれからも安全運転でなければいけませんが)
 
ハガキが届いてから、いつ行こうか検討している折に、案内の中に「オンライン講習」という文字が目に留まりました。
 
よく読むと、どうやら優良運転者にのみ認められた更新方法であり、24時間好きな時に30分の講習をスマートフォンやパソコンで見られるというもの。受講にはマイナンバーカードとそれを読み取るアプリなどが必要にはなりますが、せっかくの機会なのでトライしてみることにしました。
 
詳しいやり方は省きますが、テキトーに30分の動画を他の作業をしながらやり過ごそうとして考えているあなた!北海道警察はそんなに甘いものではありません。動画の要所要所に設問が用意されており、しかも回答した後に受講者の写真撮影が求められます。(安心してください。この写真が免許証に載る訳ではありません。)
 
設問は3問あり、いわゆる学科試験に出るような問題であり、難易度もいわゆる学科試験の通りで、ごく常識的な落ち着いて考えればわかるようなものでした。回答後に写真を撮るのですが、念のため背景には配慮しつつ、寝ぐせのひげ面でも問題なく終えることができました。
 
あとは都合の良い日に最寄りの更新センターに行けばよいのですが、久々に手稲の試験場に行き、どのくらい所要時間がかかるのか計りながら手続きしたところ、手続き開始から交付まで、なんと約10分!(混雑状況によって異なるそうですが。)その間、お決まりの視力検査と写真撮影(これは免許証に載るやつ)があるのですが、あまりにサクッと終わってしまい、本当にこれでいいのかと心配になるほどでした。
 
この方法は、いわゆるマイナンバーカードのメリットとして強調されるところなのでしょうが、世論ではそのカードについて賛否両論が出ています。便利になるのは歓迎ですが、大事なのは、制度を作る側とカードを使う側、そしてカードを使ってもらう側のリテラシーのみならず、倫理観に欠けぬような断続的な配慮が必要と思われます。
 
使ってもらう側といえば、東苗穂病院でもマイナ保険証の読み取り機を備えており、すでに利用されている方もいらっしゃいます。メリットを最大限に活用しつつ、不利益が生じないように、お互い気を配りながらより良いシステムになっていけばいいなと思っております。

 

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