CT〈コンピュータ断層撮影〉
X線を使って、人体の断層像(輪切り像)の写真を撮影し、コンピューターで画像をつくります。
※CTとは【Computed Tomography】の略になります。
1回転128スライスで、精度の高い検査が実現
当院導入のCTは、最新の0.5mm幅×64列(ダブルスキャン)で、1回転で128スライス分の画像を得られるのが特徴です。これにより、精度の高い検査をスピーディーに行うことが出来ます。
絶えず動く心臓もクリアに撮影
当院のCTは、動き続ける心臓の撮影を可能にします。
ゆがみのない鮮明な画像は、検査の信頼性を高めてくれます。
高い精度で心筋梗塞や狭心症などの発見が可能な冠動脈(心臓) CT 検査
冠動脈CTなどにおいても高精度な画像は検査後の治療計画から治癒まで幅広くお役立ていただけます。
また従来機器より被曝量が低減され、安全面にも配慮された患者さまにやさしい検査となっております。
●その他に発見できる病気例
部位 | 病名 |
---|---|
胸部 | 心筋梗塞・狭心症・肺がん・食道がん |
頭部 | 脳出血・くも膜下出血 |
腹部 | 肝硬変・腎結石・腎細胞がん |
心臓(冠動脈) | 腹部単純CT |
検査の流れ
<磁気共鳴コンピューター断層撮影>
磁石と電磁波の力を利用し、人体のさまざまな内部構造を画像にする画像診断装置です。
※MRIとは【Magnetic Resonance Imaging】の略になります。
放射線を使わずに、あらゆる角度から撮影
縦・横・斜め方向どこからでも自由に断層像を撮影でき、あらゆる角度から検査部位に迫る事ができます。
鮮明な立体断層像で病変を見つけやすく
骨や空気による画像への悪影響がないため、脳や脊髄などの中枢神経組織、骨周辺の腱などを鮮明に描き出す事が出来ます。また、体への影響が少ないので、手術後の経過観察などにも役立ちます。
薬品を全く用いずに脳血管等の撮影を行うことができます
造影剤を全く用いずに脳血管等の撮影ができるので、患者様は動かず横になるだけで苦痛なく精密検査を受けることができます。
●発見できる病気例
部位 | 病名 |
---|---|
頭部 | 脳梗塞・認知症 |
胸・腹部 | 胸部.腹部動脈瘤・胆石症 |
骨部 | 椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症 |
頭部MRI | 頭部MRA |
検査の流れ※体内にペースメーカーや金属が入っている方は検査を受けられない場合があります。
CTとMRIの比較
CT | MRI | |
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撮影原理 | X線の吸収(X線と検出器) | 磁気の共鳴(磁石と電磁波) |
放射線被曝 | あり | なし |
撮影時間 | 5~10分程度 | 30分程度 |
得意な部位 | 脳・肺・腹部・骨・心臓など | 脳・脊髄・関節・骨盤腔臓器など |